西式健康法甲田療法のすまし汁断食決行の様子と詳しいやり方・断食後の注意がおもしろくて参考になる記事2022年

ポチママ

断食・ファスティングに興味がある方へお役に立てれば良いなと思って書いています。

断食というとなんだか本格的な治療という感じで、とても堅固な決意を持ち合わせないと難関不落の課題なような気がしますが、ファスティングというと、なんだかふわっとチャレンジ出来そうですよね。言葉の印象って面白いですね。私は、西式健康法を推奨される甲田先生の断食方法を実践していますので、「断食」という言葉を好んで使っています。ここから先は《断食》を《ファスティング》と置き換えて読んでいただいてもかまいません。

 

私が断食に踏み切ったきっかけ

悪食がひどくて~

ついつい、お菓子なんかを食べちゃうようになったので、2022年3月1日より断食でデトックスしています。

いつもは断食することに強い決意をせずとも割と気軽に始めることが出来るのです。

「なんか、そろそろ断食でもしようっかな~」くらいの感じです。

でもね~、今回は違いました。

食べたいという欲求が強く、断食を始めるまでになかなか踏み出せなかったのです。お菓子を食べているから、中毒症状が出ている状態なんです。あ、もう我慢が出来ない中毒になってるな!ということは、自分でも自覚がありました。こんな時こそ断食です!

自分に《喝》を入れることが出来るんですね。

ただし、根性という言葉が辞書に書かれていない私は、断食以外では《喝》は入れることが出来ないのです。その理由は後半に書いています。

 

お菓子中毒は制御不能

ポチの家のお客さまには健康志向が高い方が多いので、毎日の食事に気を配っていらっしゃると思いますし、ましてやお菓子などは食べないという方もいらっしゃるでしょう。曲がりなりにも健康のアドバイスをさせていただいている私がお菓子を連日食べてしまうなど、なんという体たらくでしょう。ポテチを食べてしまうんですよ~よよよ。

ポテチおいしいですよね~。

チョコは大好きなのでやめられません。

パリパリさくさくのアップルパイもうまいっ。

ハンバーグがおかずのときは御代わりをしてしまいます・・・・よよよよ。

今回断食しようと決心したきっかけは、和菓子を買いに行ってしまったからなのです。

《あわしま堂の塩豆大福》ご存知ですか?

とってもとっても美味しいんですよ。

普段でしたら、何か食べたいと思っても我慢できるのですが、その日は塩豆大福をいそいそと車に乗ってまで買いに走ったのです。

「あ これはいかん。この欲求はもう自分の意思では制御できないレベル5」と悟りました。

それで、やっと断食しよう! と、決心出来たのです。

もうそろそろ断食しなきゃな~、でもまだお菓子食べたいもんな~。こんなにお菓子食べ続けたらやばいよな~。でも、やめられないよな~。来月になったら始めよう~と、こんな甘い感じでダラダラと過ごしていたのですが、やっとのことで、やっとのことで、やっとのことで、3日間食事をしない!という堅固な意識が表面に顔を出してくれました。

 

あ、でもその前に

「この塩豆大福を食べてからしよう」(どこが堅固なんだか・・・・)

 

暖簾に腕押し・糠に釘とは私のこと

おやつも少しならいいんでしょうけど、我慢ができないほどまでの精神状態になってくると、もう自分の意思ではどうにもなりません。普通は根性や忍耐で、ぐぐぐっと我慢して、立て直すのでしょうけれども、こんな時の私はというと、すでに根性や忍耐という言葉が私の辞書からも記憶からも抹消されてしまっている状態ですから、自己コントロールができないんですね。明日できることは明日~。まだ食べたい~、我慢できない~。福岡県暖簾に腕押し市糠に釘町の住人になってしまい、ふぬけ状態です。

ところが、こんな時に、唯一自分を立て直すことが出来るのが断食なんです。

 

断食をするとポテンシャルが上がる!

もっと潜在能力を上げたくないですか?私は、もっと上げたいんですっっっ(必死)

断食をするとポテンシャルが上がります。

断食をすると皮膚からも髪の毛からもどんどん毒素が排出されるので、私は皮膚がとても敏感になるんです。感覚が研ぎ澄まされるのか、第六感も冴えてきます。シンクロニシティがどんどん起き始めます。予知か?というくらい、前もって情報が入り始めてくるんです。夢で具体的な指示が入ります。(いつもは抽象的でさっぱり意味がわからないのに)

医学界におられながらも西勝造氏も甲田先生も人間の肉体の能力と潜在意識について、事あるごとにご説明されていらっしゃるので、私の感じているこのような不思議な感覚も、とりわけ変てこりんなことではなさそうです。

今回の断食でも、いろいろなことが起きまくっています。25年くらい前の知人とひょんなことで連絡が入ったり。

 

断食をすると肉体も精神も自分自身を修正することが出来る

断食って、すばらしいんです!

だって、根性も忍耐もなく、我慢も出来ない精神状態から、立ち直ることが出来るんですよ。つい数日前の、糠に釘町に住んでいた私は、すっかり引っ越してしまって、自然と宇宙と、とても近くになっているのですから。

 

断食の体の変化について

今回の断食初日は、ちょっと体がだるくなりました。排毒されていると体がきつくなるんです。こういうことも「甲田光雄」先生のご著書を読んでいるので不安はありません。かえって、「あ~排毒されているんだな。体が浄化されている~」と、感謝の気持ちがあふれてきます。私は、何度も断食をしていて、今までの経験では、2日目、ないしは3日目に体がだるくなったりすることはあったのですが、やはりお菓子中毒の影響で断食1日目から排毒作用を感じたのかもしれません。初めての断食の時とはまた違った体験が出来て面白いです。

 

初めての断食は1週間

いちばん最初に行った断食は1週間断食を行いました。とくに空腹感に悩まされることもなかったのですが、2日目、3日目に風邪を引いたような感じになりました。その時は「あら、やっぱりご飯食べてないから、体調崩したかな・・・わたし、体弱いから」と、思ったことを覚えています。

ところが、なんのなんの 南野陽子ちゃん!
これは、排毒していたから体がだるかったのですね。

 

断食で排毒されると体が軽い

4日目からは体が軽いのなんの南野! 階段は、駆け足で上がっていましたよ。自然にそうなるんです。体が軽いから、腕を回しながら、タッタッタとリズムよく階段を登れるんです。

今回の断食は3日ですが、このブログを書いている3日目の最終日の今日も体が軽いかるい!体から有害な物質が抜けていくと肉体はもちろん、心まで軽くなるんですね。
今日の私はとても機嫌がいい♪

 

西式健康法甲田光雄先生の断食について

甲田光雄博士が難治難病の患者を断食療法でたくさんの命を救っています。現代医学では治らない病気とされている癌や潰瘍性大腸炎、アトピー、膠原病などなど、治療薬の副作用で患者の寿命を縮めたり、命を奪ってしまうことさえありますが、西勝造(1884年~1959年)創始の西式健康法をベースに甲田先生が現代において西式健康法を実践され、現代医学では見放されてしまった患者を精神共々元気にされています。

 

断食中は体に様々な変化が起きる

断食をすると体に様々な変化が起きてきます。体内の薬物は断食中に排毒されることは甲田先生が証明済みです。その排毒の際に、体にだるさを覚える人も、おなかに痛みを感じる人もいます。私は、痛みを経験したことはないのですが、若干の気だるさを感じます。その後は、体がとても軽くなり、五感が敏感になることを実感します。まずは、ニオイにすごく敏感になります。食べもののにおいがこんなにするんだ~っと、驚きます。鼻や皮膚がいつもより敏感になり、心は清らかになるようです。

体がとにかく軽い!

そして、心が軽い!

第六感まで研ぎ澄まされて、サードアイが出てきそうです。

これを体験するためにまたやろう!って気になるんです。

《サードアイについて面白い話があるのでまたの機会にお楽しみ♪》

 

水だけ飲む本断食をしてしまう人がいますが危険!

断食ってどうやるの?

食事をせずに、水だけ飲んでいればいいんでしょ?

いえいえ、これはとても危険なのです。理由はここでは省きますがちゃんと本に書いてあります。

断食をした方がいいです。と、おすすめしていますが、きちんと下調べなり、本を読んで行ってください。とくに、持病がある方の水だけを飲むという本断食はお勧めしません。甲田先生も本断食はいろんなことが起きる可能性があるから医療者の下でとおっしゃっています。

わたしの知人が何の下調べもなく、いきなり水だけを飲む本断食をしましたが、ひどい脱力感と嘔吐に悩ませれ、もうこりごりだと言っていました。明らかに断食の失敗です。持病を悪化させることもあるので、注意してください。

 

初めての方はすまし汁断食が断然おすすめ!

私は、甲田先生考案のすまし汁断食を行っています。

詳しいことは、本を読んでいただいた方がいいのですが、なにせ絶版になっているのでご紹介いたしますね。(本の内容をブログに書いていいのかなあ・・・でも、あちこちのブログで本の内容がまるまる書かれてあります。このすばらしい甲田療法を伝承するためだから黙認されているのかな? youtubeの見つかるよ!マジで! という警告CMが頭に流れました)

 

すまし汁断食の詳しいやり方

すまし汁断食とは、シイタケ、こんぶでお出汁をとったものをいただくのです。

干ししいたけ 10g
こんぶ 10g
水 540ml

少し水に浸して、上記を火にかけるとおいしいお出汁が出来上がります。具は取り出して、温かいうちに飲み切ってしまいます。これが食事替わりになります。

醤油 30g
黒砂糖 30g

を加えて飲むのも良いです。味がとても美味しくなります。黒砂糖を入れると甘くて苦手な方は、黒砂糖だけ別に食しても良いとのことです。

その他、飲んで良いものは、スイマグ、お水、柿茶です。

スイマグ 20mlを飲むときは、必ず180mlのお水を飲むこと。朝・夕1日2回とされていますが、宿便の排せつ具合によって量・回数の加減は自分でコントロールするのが良いかと思います。

水分と言えども、緑茶やコーヒーは一切飲んではいけません。

お水は、1.5リットルは飲みたいところです。かといって、一気飲みをするのではなく、ちびりちびり1日かけて飲んでいきます。通常、お茶は飲み水にカウントしませんが、柿茶の場合はカウントして大丈夫です。

断食中に砂糖や塩分? と、いぶかしむ方もいらっしゃるかと思いますが、甲田先生のご著書に納得の理由が詳しく書かれております。

 

三保製薬の御大から直々に教わったお水の飲み方

お水の一番良い飲み方は、一度口に含んで同体温にしてごくりと飲むのが良いそうです。これは、三保製薬の御大から直々に教えて頂きました。

 

私は、せっかくの排毒なので、宇宙のエネルギーを取り入れるためにSODのお水を1.5リットル飲んでいます。そして、柿茶。それから、自分で作った手作りなま酵素。今回は、昨年仕込んで醗酵させていた秋の酵素を昼・夜に1杯ずつ。

このSODのお水は、高知県の丹羽靱負博士:(難治難病のアトピーを治す名医。医学博士:土佐清水病院院長 丹羽免疫研究所名誉所長)が患者の治療にも取り入れていて、地質学的にも地球上の組成ではないミネラル組成なのです。

 

いろいろな断食療法をご紹介します

今回ご紹介した、甲田先生考案のすまし汁断食、酵素ジュース断食、西式推奨の寒天断食、青汁断食、エドガーケイシー推奨のりんご断食などなどです。大病をされている場合は西式を継承している医院でしっかりと入院された方がいいと思いますが、病気予防、食事の軌道修正、デトックスは自宅でも出来ます。時間断食もあって、20:00~12:00まで食べないという半日断食も有益です。これは、16時間の断食を毎日慣行していることになるために、腸を休めることが出来ます。アトピーや花粉症がなかなか治らないという方は、腸の炎症を治すために、まずは朝食抜きをやってみるのも良いと思います。

おなか空くでしょう?と言われますが、おなかはそんなに空きません。実は、食べている方がおなかが空きます。すこしおなかが空いたら、お水や柿茶を飲んでいれば紛れてきます。しかも、私の場合は黒砂糖の代わりに生酵素ジュースを飲んでいるので空腹感が満たされて楽勝なのです。断食が終わって、復食期のおかゆを食べ始めたらおなかが空いてきます。この時期の方が、まったく食べない断食期よりも、忍耐が必要になります。

 

断食後に体に悪いものを食べたら驚くほどの反応が出た!

これは私の場合ですが、とにかく体が敏感になっているので断食後の食べものに注意です。

初めての断食後のことです。1週間の断食あけに、どうしても断れない食事会がありまして、食事はせずにココアだけ飲みました。そうしたところ、指先がしびれてきたのです。最初は、なんなんだろう?指先がおかしいんだけど・・・。すると、次第に手のひら、手首、腕までしびれが広がってきて怖かったことを覚えています。口にしたのはココアだけだったことと、飲んだ直後からしびれがきたのでココアの影響で間違いないと思います。

それともう1つ。カフェインにご注意ください。

断食後、通常の食事にもどっている時期にでもコーヒーを飲んだらさあ大変!翌朝まで一睡もできませんでした。もともと寝つきが非常に悪いので、いつものことだと思っていたために、カフェインのせいだとはしばらく気が付かずにいたのですが、何度も朝まで一睡もできない日があるのです。その理由は、コーヒーのカフェインでコーヒーを飲むと朝まで一睡もできなくなってしまうのでした。コーヒー以外にも、ウーロン茶もアウトでした。打ち上げの時に、お食事と一緒にウーロン茶を注文すると眠れずに、次第に部屋が明るくなり、小鳥の鳴き声がしてきます。極めつけは、緑茶です。緑茶はドラッグの様にギンギンに冴えてしまいます。ドラッグしたことないけど。

断食を経験した人に上記のことを尋ねてみたところ、砂糖とカフェインについては、別に何も異常が起きなかったらしいですが、私は、朝まで眠れなくなるほどに影響があるのでお知らせいたします。砂糖もすごく悪影響があるのに、中毒になってしまって、体ではわからないんでしょうね。

 

おすすめの著書を紹介

甲田先生はお亡くなりになっているので、ご著書も絶版のものが多いのです。

《家庭でできる断食健康法》が様々な断食方法と断食をした患者さまの体験記集です。病気の方も健康な方もきっと励まされると思います。絶版ですが、中古で買えますので、今すぐ必要でない方も、いずれこのような良書が手に入らなくなるかもしれませんので、今のうちにお手元にあると良いかと思います。

断食の本ではありませんが、《背骨のゆがみは万病のもと:やさしい西式健康法》という本がまだアマゾンでも販売されています。

背骨って強い刺激を受けなくても狂ってくるんです。みなさんどうでしょう、背骨の狂いは整形外科や整骨院で施術を受けないと治らないと思っていませんか?いえいえ、背骨は西式健康法の六大法則を実践することで自分で治せるんですよ。その治し方:六大法則が書いてあります。この本はわかりやすく、お勧めです!