
リンパ腫の猫さん ちろちゃん 9歳
ちろちゃんのお話しは3話目です。
ちろちゃんの物語は、ただの快復劇ではありません。度重なる試練を乗り越え、家族全員のやさしい愛に包まれた奇跡の連続です。
2019年9月12日 保護された当時のちろちゃん
痩せていて体も小さいから、幼い猫さんに見えますが、実はこのとき5~6歳です。
小さな体に骨の形が浮き出ていて、写真からでも、ひん死の状態だというのは一目でわかります。
「まだ生きていたい」と、人間に見つけてほしくて、
「たすけて」と、必死に近寄ってきた小さな猫さん。
ずっと離れなかったそうです。
足元をずっと離れない小さな猫さんの命は今にも消えてしまいそうです。急いで獣医さんのもとに駆け込みましたが、無情にもウィルス検査は陽性。猫エイズFIVをすでに発症しているとの診断。
「このままではそんなに長く生きることは出来ないだろう」と告げられます。短い命の宣告を受けた小さなにゃんこは、家族に迎えられることになりました。
仲間がわんさかと迎え入れてくれ、「ちろちゃん」という、とってもかわいい名前で呼ばれるようになります。
余生を幸せに生きてほしい!
中でも、ダックスのまろちゃんの面倒見がとてもよく、なめて・なめて・舐めまくる献身的な看病が、ひん死の状態からちろちゃんは一命をとりとめます。
ところが
ところが
ここで物語は終わらず、人生って残酷なもので映画の主人公のようにまたもや試練が襲ってきます。
お母さんがちろちゃんのおなかにしこりを見つけます。
苦悶の末に、手術を決意します。
どうしてこんなに小さな体にメスが入ることになるのか。
どうしてこんなに小さなちろちゃんが苦しまなくてはいけないのか。
どうしてこんなに辛いことがちろちゃんに起きてしまうのか、ご家族はがっくりと肩を落とされたことでしょう。
「あの頃は、ほんとうに辛かった・・・」と、おっしゃっていました。
ちろちゃんも、ご家族もほんとうに辛い日々を過ごされたと思います。
ところが!
と こ ろ が
吉報がどんどん届きます!
ほんとうにうれしいです。
「ちろちゃんが元気になってきた」という知らせを聞いたとき、ホッとしましたが、リンパ腫という病気は手放しで喜ぶことが出来るものではないと、ポチママは警戒していました。
まだ気は抜けないと思いましたし、そうはっきりとお伝えいたしました。
と こ ろ が
ちろちゃんには驚かされることばかりで、何度も 《ところが》と言わざるを得ないのです。
これ
わかりますか
「ちろちゃんが走り回っている」と、ご連絡をいただいたのです。
まさか・・・・
あの状態からの回復ということですから、家の中でグルーミングをしたり、他のニャンコたちとリラックスして寝ている様子を想像していたのです。
ところがです!(何度も使ってしまう ところが という言葉)
「お外で走り回っている?」 LINEでそう言われてもピンと来ないわたし。
送られてきた動画を見て、びっくりです。
わたしの想像をはるかに超えるちろちゃんの元気な姿が!
なんとちろちゃんがお外に出て、パパさんに走って付いて行ってるではありませんか。階段はまるで空を飛ぶように軽々とジャンプ!スーパーマリオのような軽快なジャンプを見せて、パパさんを抜いてしまいました。
すごい~~!!
ちろちゃんはお腹にしこりが見つかり、猫エイズウィルス感染という爆弾を抱えながらも、大きな手術を乗り越えました。
その痛みに耐え、リンパ腫と抗がん剤の厳しい治療に体調をかなり悪くしてしまったちろちゃんですが、
こんなにも力強く、自由に羽ばたいている姿をまた見せてくれるなんて!
あの天使の羽のお守りが頭に浮かびます。
ちろちゃんがここまで元気になったのは決して偶然ではありません。
ご家族全員でちろちゃんを応援し、一緒に暮らしている他の猫さんたちも一生懸命お世話したからです。まさに、「愛の力」です。
まろちゃんは「ちろちゃんは、僕が支える!絶対大丈夫だ!!」と、誰よりも信じていたのかもしれません。
大きな試練を乗り越えることが出来たのは、みんなの「愛」が一丸となってすごい力を発揮したのだと思います。
涙が出ます~。
このような奇跡の瞬間に立ち会うことが出来て、ポチママも感激してます。

どんどんうれしいご報告が入ってきます!
~命というリードで繋がっている仲良しのまろちゃんと一緒にお散歩満喫中~
満開の桜も見せてもらいました。
いちばんホットな「ちろちゃん&まろちゃん」でございます・
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どうしようかな
迷ったのですが掲載させてくださいっ
ちょっと面はゆいけどこんな言葉を頂戴いたしました
照れるわ~

ちろちゃんママから贈りものまでいただいてしまいました。青森からはるばると福岡まで🍎
私はアップルパイが大好きなんです。紅玉というりんごを毎年、必ず購入してます。りんご飴も、大の大の大好物! りんご飴はお友達から ストップがかかりましたので我慢しておりますが、どうして私の好きなものがわかったのでしょう~。めちゃめちゃうれしいです。美味しくいただいております。感謝感謝なのでございます。
私には、一生の目標があるのでございます。
えへへ、聞いてくださいませ。ポチママの目標は
「優しい人になりたい」
とにかく、道のりは遠いですが、優しい人になれるように一生かけて取り組んでいきます。
ということを、ちろちゃんママにお話しをしたことがあるので、それを覚えていてくださったメッセージなのでしょう。
むほほほほほ
まだまだ、まだまだ ですが、それでもうれしい。
ポチママも結構な年齢になってきましたからね。
生きている間に、犬さん猫さんのために役に立ちたいと思っています。
高慢にならないように、お節介が過ぎないようにお役に立つことが出来るようにがんばるぞ!