仔猫がまたまたポチの家へやってきたんですよ。
といっても、今回はお預かりです。
仔猫を保護された方がいて、人づてに情報が回ってきまして、だれか飼い主さんを見つけないといけないわけです。
ポチママんところは にゃんこ×8 & わんこ×1の大所帯ですからね。もう、これ以上増やせない~~。と、頭を抱えていたところ、とっても優しい飼い主様が見つかったそうです!生後3週間くらいのちっちゃな子猫なので、ドライフードをしっかり食べることが出来るくらいまで預かってほしいということなんですね。
生後3週間というと、歯も生えてますし、ふやかせばドライフードを食べても良いです。野良猫ちゃんだったら、ふやかしたりしてもらえませんからね、ガリガリドライフードを食べて育っていくわけですから、このくらいの大きさになっていればドライフードを食べても大丈夫なのですが、人間が優しく育ててあげる環境の中で、スパルタ&ワイルドに育てなくても良いので、飼い主様のご要望で、1か月ほどポチの家で大きくしま~す。
名前は決まっているんです。
「むぎちゃん」
そんなわけで、ポチママは缶詰を上げて育てます。やっぱりね、仔猫のうちは缶詰やらなんやらかんやら食べて、いろんなものを食べることが出来るにゃんこに育てる方が、大きくなってからも、病気になってからも、年を取ってからも良い子とづくめなんです。
ところがですよ。仔猫のお預かりは、可愛い、うれしい、楽しいだけではなく、大きな問題があるんです!
お預かりということは
お別れの日が来るんです。
号泣がもれなく付いてくるんです。
どんなに大切にしてくれる飼い主さんでも、どんなに優しいお人柄の方でも、にゃんこをお渡しする前日は、人知れず号泣してサヨナラをするポチママなのです。
私は、号泣すると、とっても疲れる体質なので、お預かりに際してお願いがあります。
実は、むぎちゃんのお預かりは、日中だけで、夜は別の方が「えっちゃん」というのですが、えっちゃんが面倒を見ます。二人で協力しあって、むぎちゃんを育てるんです。朝、えっちゃんが仕事前にポチの家にむぎちゃんを預けに来て、昼間はポチママとポチママのママが面倒をみて、夜はえっちゃんがお迎えに来て、連れて帰ります。そして、翌朝むぎちゃんがポチママの家に来るんです。
お別れに関しては、私は、むぎちゃんが朝、突然来なくなった方がいいんです。「明日はお別れよ~。うえ~~~んむぎちゃーーーーん。さみしいよ~。幸せになってね~」なんて、前日の夜が地獄です。
最後の日は教えないでほしい。いつの間にかえっちゃんが飼い主さんの家に連れて行っちゃった方が良いんです。「もうむぎちゃんは来ないよ。」と、知らないうちにお別れになっちゃう方が良いんです。私は、お別れの前夜は疲れる体質なので、その日を私には知らせないでほしいんですよ。
泣くとすっきりすると言うでしょう?
実際に涙の成分を調べたらストレス成分が涙に含まれているそうですが、私は真逆で、ぽろっと泣くくらいでも、疲れるんです。にゃんことのさよならの前日は号泣して、疲れるどころじゃなくてほんとうに体が重くて、だるくて、免疫力が下がるのが解ります。「泣いたら疲れる病」なんです。
かれこれ1か月が経ちます。
もうすぐ、むぎちゃんともお別れです。