私の勘違い②

先日、トコちゃん(17歳)のお顔がぷっくりぷっくりになっていました。歯から細菌感染をして、お顔がパンパンに腫れたんです。
アンパンマンみたいに腫れあがって、すっごいことになっていたんです。

歯が悪いのは何年も前からで、高齢の子は手術をすることも出来ず、抜歯をすることも出来ません。とにかく、なんともしようがなかったんです。抗生物質やステロイドを毎日、毎日飲ませるわけにもいかず、にっちもさっちもいかず、西洋医学では対応できないために、ポチの家の主力&強力・即効性ありありの生物ミネラルを毎日歯ぐきに滴下し、エブリィ2乳酸菌を飲ませて3年間もの間、トコちゃんの口腔内はちゃんとコントロール出来ていたんです。ところが! ところがです。トコちゃんのお顔がパンパンに腫れちゃったんです~!

 

おおごと!

おおごと!

目から出血もしてるし、ひえ~。

目からの出血があるということは、上の歯と歯ぐきから感染して、目に貫通したんでしょうね。犬の場合、上の歯のトラブルでは目の下あたりの頬に貫通することはよくあります。

 

大変大変!!

気が付いたのが夜だったので、自力で行った対処方法がとても効力を発揮してくれました。目薬を作ってトコちゃんに点眼したら、出血が止まったんです。具体的な目薬の作り方は最後にご紹介いたします。

 

 

写真は2年前のもので、現在、トコちゃんは17歳になりました。17歳と言えば、超高齢でございます。以前から、トコちゃんの歯が悪く、痛んでいることが悩みではあったのですが、すでに高齢でありましたので、全身麻酔をかける手術が出来ず、自宅でのケアを続けて3年間くらいでしょうか。まさか17歳まで生きるとは考えてなかったし、いえ、もちろん、17歳と言わずもっと長生きしてほしいと思っていますが、もう、何年も何年も前から、腎臓に影響が出てたし、小さい頃は病気ばっかりして手術を受けたこともあるので、ぶっちゃけていえばまさか17歳まで生きると思ってなかったので、 いやいや、生きると思ってなかったというか、毎日、きちんと歯や腎臓をケアしていくことを実行していて、先のことを考えてなかったということなわけで、何歳まで生きるとか、想像も予想もしていなかったというだけで、こんな風にあーだ こーだと頭がぐるぐるの思考の中で、ついにこんな状況で抜歯をしなければいけないということを考えなければいけなくなったわけです。

高齢で全身麻酔をして抜歯することは、そのまま麻酔から覚めないことも考えられます。術中に死ぬことだって可能性が低くないでしょう。また、抜歯が出来たとして、麻酔が切れたあとの激痛のことを考えると、トコちゃんがかわいそうでかわいそうで、トコちゃんの歯を抜きたくな~いと、私が絶叫している始末です。

そうかといって、これから毎日、抗生物質や消炎剤などを飲み続けるのも、薬で臓器が絶えれないのではないかという薬害の心配があります。そんなこんなをいろいろと考えた結果、私も覚悟を決めました。保守的で温存型の獣医さんだと手術はせずに薬でコントロールすることになるかと思いましたので、積極的な治療、つまり抜歯をしてくれそうな病院に行ったんですね。そうです。かなり危険を伴うけど、抜歯をしようと決心したのです。

で、希望する動物病院に到着したのですが、「あれ~? この動物病院ってこんなだったっけ?」あれ?

 

今回は、かかりつけではない違う病院に行くので、方向音痴の私はちゃんとgoogle ナビで目的地を設定いたしました。

ちゃんと、ナビの言う通りに到着したんです。けれども、不思議なこともあるものですね~。到着した病院は以前来た時と、内装も全然違うんです。結果を簡単に言っちゃうと、間違った動物病院に着いてしまったのです。

(建て替えしたのかなあ。)

アホな私は、そんなことを考えていました。

 

間違った病院に着いたことにずーっと気が付かなかったんです。私は自分の家にも帰れないほどの特別な方向音痴ではありますが、建物も色も雰囲気も全然違うのに、目的地ではないことにまだ気が付かない私の脳ってどうなってんの??

それにしても、こんなにも頭が働かないか?っていうくらい、思考がフリーズしてしまっていました。歯垢(しこう)のことだけに💦

 

(なんか、この前来た時と全然違う。なんで? リフォームしたのかなあ・・・)

などとアホな私は、アホなことを考えながらも受付をし、カルテを作ってもまだ気が付かなかったのです。まだ頭がフリーズしたまんまだったのです。

待合室でお隣の人に聞いて「ここは違う病院なんだ!!」と、ようやく間違えに気が付いたものの、出るに出られないし、とりあえず診察は受けました。

 

初めての病院で麻酔の処置なんてお願いすることは出来ないので、この日は手術日を決めずに帰ることにして、抗生物質の処方だけをしてもらいました。
これが、結果的にはよかったんです。

今から振り返れば、お薬で対応することがよかったと思います。

 

 

実は、大昔のことになりますが、「ゴンちゃん」というさび猫ちゃんを飼っていた時に、16歳だったかな・・・・歯石が付いていて、とくに口が痛そうにしているわけでもなかったのですが、私もまだ20代だったでしょうか、とにかく若くて、かわいらしくて、初々しくて、知識もなかった時に、ゴンちゃんの体力がある今のうちに、お口の中をきれいにしておいてあげようと、麻酔をかけて歯石取りをしたんですね。そしたら、それから体調がガタガタと悪くなって、あまり生きることが出来ずに亡くなったんです。

 

そういうこともありますので、高齢の子に麻酔はね・・・・、慎重になってしまいます。

 

私は、脳がフリーズしているときには、何かしらの働きを受けているときだと感じているんです。私の勘違いがひどい時には何かに導いてもらっているような気がして、今回トコちゃんを抜歯をするつもりで病院に行きましたが、まさかの違う病院に到着して、そんなことにも気が付かないほど頭がラリっていたので、これは、麻酔をかけない方がいいというお知らせなのかなと思うので、このままサプリメントで経過観察をすることにしました。

ポチママのケアをご紹介します

①生物ミネラルの原液を患部に滴下し、

②免疫力を高め治癒力を高めるためにフェカリス乳酸菌を飲ませ、

③腎臓を護るための美ちょう寿を飲ませます。

④飲み水はbee mee neeのお水に、

⑤きえーる消臭剤を2プッシュ入れて飲ませています。

⑥野生マグマンを1粒

それと、お客様に教えて頂いたのですが、立効散という漢方が良く効くということなので、飲ませています。これも良く効いているのかもしれません。当初は、食べることも出来ないほどでしたが、今は自力で食べる事が出来ています。

おかげさまで、あの日から40日が過ぎていますが薬も飲ませずに再びほっぺが腫れることは起きてきません。右の目です。腫れもないし、出血もなくきれいでしょう~。

 

 

さて、トコちゃんのその時の症状を詳しく言いますと、右側の上の歯からほっぺまで感染して、目を貫通したんだと思います。顔がパンパンに腫れあがって、目から出血もしていました。血の混じった涙がずっと出ている状態で、ティッシュで拭いても、拭いてもピンクの涙で目の周りが汚れている状態です。触ると痛いと思いますので、拭くのもそおおおっと、そ~っとティッシュで吸わせる感じです。日中でしたらすぐに病院に連れて行くのですが、夜だったので自分でなんとかしなければ!

何か少しでも処置してあげたいと思いますよね。

それで、EMXゴールドに生物ミネラルを混ぜて点眼したんです。貫通してるなら、目から成分が入るだろうと思いまして、生物ミネラルを濃くした点眼剤を作りました。そうしたら、これがとても良かったんです。1時間程度で出血が止まって、涙も止まって目がきれいになりました。

このような使い方をメーカーが推奨しているわけではなく、私が考えたことですのであしからず。

量は、目分量で適当だったのですが、たぶんこのくらいの目安です

・EMXゴールド14ml

・生物ミネラル4ml

点眼容器は熱湯消毒してください。

 

 

17歳のトコちゃん。

うちで産まれて、私がとりあげたんです♪
難産でした~